クロム鞣し革で作ると手触り滑らか!文庫本カバーを作ろう!

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レザークラフト

こんにちは。

おうちクラフターのかずたか(@outicrafter)です。

 

どこから嗅ぎ付けてきたのか、私の知り合いから

文庫本カバー』を作ってほしい

と依頼を受けました。

お世話になっている人なので、妻には鞄作成を少し待ってもらい、文庫本カバーの制作に移りました。

家にある端材だけでは、カバーの表紙部分である大きめのパーツが切り出せないため、色の希望などを聞いてお買い物。

ついでと言ってはなんですが、妻のバッグの革も調達しました。

作品は既に知り合いに納品済みですが、そちらの商品を紹介したいと思います。

 

今回作成するにあたり、こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

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こだわりのポイントは?

機能部分についていくつかご紹介します。

ある程度のページ数に対応

カバーに本の表紙を差し込む部分を片方だけにしました。

右側部分は本の厚さによって変えられるようにしてあります。

本の厚さとして5mm~20mmでも対応できるように、右側の帯部分の貼り付け箇所を調整しています。

本の厚さが厚くなれば、右側の帯に差し込む深さは深くなります。

つまり本が厚い事についてはカバーがずり落ちてしまう、という懸念は無いわけです。

逆に本が薄いと右側の帯に差し込む深さが浅くなり、ずり落ちてしまう可能性があります

想定している5mmという薄さでも、帯部分全体に差し込まれるようにすることでずり落ちにくくしています。

しおり

文庫本にはしおりが付いていないものが多数あります。

特に私が利用を想定した5mm~20mmのサイズにはしおりがついていないものがほとんどです。

その為、今回はブックカバー側にしおりを付けるようにしました。

革紐を別で買って付けるでもよかったんですが、売られている革紐はだいたい90cm以上でした。

必要な長さはおおよそ20cmなので半端が出てしまうんですよね。

もちろん測り売りもあるんですが、どれもデザインがしっくりこない。

というわけで、制作に使った革から紐を切り出して使う事にしました。

どういう風に革紐を留めようかを考えていたんですが、妻から

「しおりはゴテゴテしてると邪魔だからシンプルなものが良いと思うよ」

という読書好きだからこそわかる意見を頂き、今回のような留め方になりました。

糸でグルグル巻きにしているだけですが、もちろん革同士は接着剤でくっつけています。

ロウ引きした糸なので端を結んだ後に、ライターを炙って留めています。

念の為グルグルに巻いた糸全体もライターで炙る事で更に硬く留める事が可能です。

かずたか
かずたか

長時間炙ると革が焼けるので、小さいエリアを少しずつ炙ると良いです。

次に活かしたいことは?

ブックカバーとしての改善点と、クロム鞣し革での改善点があります。

ブックカバーとしての改善点

今回は柔らかいクロム鞣し革で制作したので良かったんですが、折り返し部分の事をもう少し考えた方が良いと思いました。

まぁ、折り返し部分を作る場合ってだけですけどね。

もしこれが1.5mmくらいの厚みのあるヌメ革だった場合は、そのままではとても折り返せる状態ではないです。

ヌメ革が経年変化で柔らかくなるまでに時間がかかりますし、そもそもそんな使いにくい物を毎日使いたいなんて思わないですよね。

これを改善するために、折り目の部分を漉いて曲げやすくする必要があるかな、と思います。

クロム鞣し革の改善点

革が柔らかい事による影響かと思われますが2点ほど。

革が伸びる

どの作業でそうなったかは分からないんですが、切り出したパーツをいざ貼り合わせようとしたらサイズが合わなかったんですね。

一辺をピッタリ合わせると、最大で両端が5mmくらいずつ合わないんです。

転写したケガキに沿ってカットしたので、切り出しの時にずれたという事は無いです。

なにより切り出した直後にパーツを合わせてみた時に、ピッタリはまった記憶があるんですよね。

一番考えられるのはトコ面処理です。

これはトコノール、トコフィニッシュをトコ面に塗って、ガラス面などで扱く作業なんですが、その時に伸びてしまったんじゃないかな、と思います。

クロム鞣し革を使う場合、トコ面処理をどのようにやっているのかもう一度勉強が必要ですね。

 

コバ面

以前自分の手帳カバーを作った際にもぶつかった部分です。

今回はやすりで成形した後に、トコフィニッシュを付けて軽い力で磨いてからコバスーパーを塗ってみました

やってみた印象だと「劇的に良くなった」訳では無いですが、丸くまとまりやすくなった雰囲気はあります。

自分のイメージだと、コバスーパーを使うとこう『ツルっと』なるんですけど、まだ一度もなった事がありません。

コバ面の綺麗さで言うとヌメ革の方が簡単にツヤが出て、ツルっとしてくれるので扱いやすいですね。

何かいい方法があったら教えてください!

 

最後に

今回は初めて家族以外の人の手に渡った文庫本カバーについて紹介しました。

参考にさせてもらったnaoyaさん、ブログ紹介を承諾してくれてありがとうございました。

naoyaさんのブログはレザーについての道具紹介や作品紹介などを行っているブログです。

「レザークラフト 文庫本カバー」でも上位にヒットしている記事なので、ご覧になった人もいるかもしれませんね。

今回はクロム鞣し革で作成しましたが、今度はヌメ革で作ってみたいと思います。

パーツ数も少ないので初心者の方にも是非お勧めしたい作品です。

皆さんも是非、文庫本カバー作ってみてください。

 

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